Always Stress With…

先日のアベリア受注会ではたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました🙇‍♂️

これからも精進していきますので、ご贔屓にどうぞよろしくお願いします。

 

今回はブレスについてです。僕がfomeに入ってから初のセレクトブランドデリバリーでもあったため、個人的にも思い入れがあったと共に、不思議な気持ちで皆さんの元へ旅立っていくのを見届けていました。

そういう訳で今回は今期取り扱ったblessのコレクションの中でも僕が特に印象深いアイテムについて、アーカイブを残す意味でも書いていきたいと思います。

今回のコレクションN°74STRESS WITH BLESS」では、ブランド25周年に際して2人のデザイナーを中心にBlessが辿ってきた足跡を振り返りながら、アートピースのようなアイテムをいくつかを取り扱ってきました。その中でもまず外せないのはアイコニックなこのシリーズ。「jubilee face」と名付けられたこのデザインは、ブランド25周年を記念して行われた関係者によるイベントの際に撮影された集合写真をコラージュした記念碑的なデザイン。通称顔シリーズ。これまでblessに関わってきた人たちが一堂に会しているので、知った顔もちらほら。小さい頃にしたウォーリーをさがせみたい。

『花椿と私』のなかで著者の林央子氏はblessについて「ブレスを好きになった人はその内側に入り込めて、自分もブレスの作り手になっている」と綴っているが、これまで四半世紀の間blessを作りあげてきた人たちの関係性がありありと映し出されています。

長らくblessが好きな人も、最近blessを知った人も、このデザインに込められた意義深い背景を知って欲しい。僕らも熱く語りたいと思う。

続いてはこのネックレス。N°12のコレクションからblessが定番で作り続けているmaterial mix のネックレス。手作りで作られていて、一点一点に違ったチャームで個性があるので、隣のあいつと被ることもない。個人的にはコテコテの古着に合わせているのがよかった。古着がもつ特有の野暮ったい印象をファッショナブルに昇華する力は、コレクションごとにフレッシュでありながらも普遍的なアイディアを生み出し続けるblessならではのものであり、それを再確認した瞬間でもありました。

そしてこのデニム張りシリーズ。日常生活の風景に紛れ込むマテリアルを大胆にデニムで覆った、実用性も兼ね備えるオブジェクト。なんともブレスらしい。blessの服は着てみないとわからない物がほとんどだけれど、ホームアクセサリーも例外ではないと思う。生活の多くの時間を共にする空間なんだから、愛着があるものが多い方がいいに決まってる。ブレスはそんな生活の中の見落としがちな些細な部分に気づきを与えてくれる。

 

お店に残るはデッキブラシのみとなりましたが、これからも純度の高いblessの世界をみなさんに楽しんでもらえたらって思います。次のシーズンもお楽しみに😎

 

アツヒロ